平成30年北海道胆振東部地震から2週間が経ちました。
震源地から遠い標茶町では直接的な被害は特になく、物流が少々悪くなったのと、2日間の停電で済みました。
しかし、その2日間の停電が私たち酪農家、牛たちに与える影響は凄まじく、搾りたくても搾れない、乳が張って鳴き叫ぶ牛を見てどうにもしてやれない悔しさ、乳房炎になってしまった牛、最悪死亡してしまう牛など、北海道全体でたくさんいたのではないかと思います。
2週間が経ち平常にほどちかい生活に戻ってはいるものの、その影響は今もなお続いている酪農家、牛がたくさんいると思うと気が気ではありません。
幸い、TACSでは発電機があり牧場全体の電気を補うことができ、搾乳はもちろん、予備のバルクもあるので牛乳を廃棄することなく乗り切ることができました。
発電機を設置してからなかなか使うこともなく、このまま使うこともないのかと思ったこともありましたが、大活躍をしてくれました。
備えておくことの大切さを実感しました。
⑤